(資産運用)押し目買いの判断 

 (資産運用)押し目買いの判断

(2015/7/13)

 

世の中には沢山の株式や投資信託の教科書が出ています。

しかし、最後の決め所は誰でも知っていることですが、

『安くなったら買って、高くなったら売りましょう。』です。別な言葉でいえば、押し目買い、利益確定売り。

 

そのいい機会が先週出てきました。

時局はギリシャ問題で不安定なところに、中国が実勢と遊離してゲーム化していると見た政府が株式市場冷却の手段として

中国特有で使われている信用取引を停止する手段をとりました。

中国では証券会社(殆どが国営)がお金や株を担保に、2~3倍のお金を貸す制度があるそうです。中には10倍も貸す理財商品も

あるとか。(日本でも信用取引はあります。)

ともかく実態とどんどん乖離していくのを政府は停止させるため、6/15信用取引を停止させました。これが急に利き始めて予想以上に

下落。挙句は7/8には色々な施策が打ち出され、12時間で12本の施策が出たとか。

そして7/10「現物株と先物市場にまたがる相場操縦を悪意のある空売りとみなす。」と発表し、何とか食い止めました。

 

さて押し目の話。

7月8日朝6:00、NY取引所は17,515ドル(-261ドル)で引けました。上海が下げ止まらないので、東京も今年一番の下げの19,737円

(-638円)で終わり。押し目でここで買った人も多いはず。しかし、大きな地震の後は必ず余震がくる。翌7/9朝、NYは+33ドルで

終わりました。しかし、東京はNYとの相関関係を断ち切り、更に下がり-600円で始まりました。

日本時間10:30 上海市場の寄り付き。徐々に値をあげて行きます。政府の荒っぽい施策が功を奏していると見られます。

そうしてくると東京市場もジリジリ値を戻し、この日の終値は+117です。

もし下落二日目、-600円時の9:00~10:30までの間に、押し目買いを入れられる人は目利きの人と言えますね。(結果ですが。)

もし、下記に記載します『小林流秘伝』によれば、ここで買いをいれることになるでしょう。

(注 市場は動いていますので、この言質の良否は数か月後でないと評価できないでしょう。)

 

何もなかったように見える終値ですが、さてここから何を学ぶか?

私は自分の経験則と先輩からの伝授により、次のように『小林流秘伝』としてしています。

 

 中・長期に世界経済トレンドを見て、荒れの時期を予想。

■ 絶えず購入候補銘柄をマークして置く。

■ ピークが終わったと思う銘柄は売却し、資金をプールして置く。

■ 500円以上下げる日が年に3~4回ある。それをじっと待つ。

■ 大きく下げたら(上げたら)必ず更に反動があると思え。

■ 実行時が最良な判断をしたと確信すること。後悔やみはなし。

 

以上

 

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投資に関する最終判断は、ご自身の判断と責任において行って下さい。

 

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投資リスクについて

1. 株式 価格変動リスク: 株価の変動により投資元本を割り込むことがあります。 また、株式発行者の

経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変動等により、投資元本を割り込んだり、その全額を失うことがあります。

株式発行者の信用リスク:市場環境の変化、株式発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変化等により売買

に支障を来たし、換金できないリスクがあります(流動性リスク)。この結果、投資元本を割り込むことがあります。

2. 債券 価格変動リスク: 債券の価格は、金利変動等により上下しますので、投資元本を割り込むことがあります。 また、

債券発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変化等により、投資元本を割り込んだり、その全額を失うことが

あります。一方、債券によっては、期限前に償還されることがあり、これによって投資元本を割り込むことがあります。

債券発行者の信用リスク:市場環境の変化、債券発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに 関する外部評価の変化等により

売買に支障を来たし、換金できないリスクがあります(流動性リスク)。この結果、投資元本を割り込むことがあります。

3. 外国株式・外国債券 為替変動リスク:外国株式や外国債券等の外貨建て金融商品では、為替の変動により投資元本を割り込む

ことがあります。

4. 外貨建て証券 為替変動リスク:投資対象が外貨建て証券(例えば海外市場に上場にしている株式、外国政府・公的機関・企業

等が発行する債券)では、前述の株式、債券のリスクに加え、為替の変動により、投資元本を割り込むことがあります。例えば、

売却・契約時に投資時期よりも、円安・円高で手元に戻る円貨の額が変わり、円高の場合には投資元本を割り込むことがあります。

また発行した国や地域、適用する通貨発行国の経済状況や政治状況の変化等により売買に支障をきたし、換金ができないリスクが

あります。(流動性リスク)

5. 投資信託(上場投資信託=ETFを含む) 投資信託は、その投資信託が投資としている資産(例えば株式、債券、商品等)により、

価格変動リスク、信用リスク、流動性リスク、為替変動制リスクを内包しています。 このため、投資元本を割り込んだり、換金が

できなかったり、その全額を失う事があります。

6. 投資する国や地域について カントリーリスク:投資した国や地域により、その国や地域の政治・経済・社会情勢の不安定化や混乱

などで等した資金のすべて、又は一部が回収できないことがあります。 戦争や内乱、経済危機がある又は予見される国や地域に投資

することは各リスクが極めて高くなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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