コバヤシアセットマネージメント > K-amジャーナル > 米経済の主要指標 9月雇用改善
(2014.10.5)
9月の雇用統計が発表されると、NYの株式市場はすぐ200ドル以上も上昇した。
20万人と予想していたのが、24万人と改善されたこと。さらに失業率が前月より0.2%改善して5.9%と
6%を割り込んだことだ。
2010年には10%近くあった失業率が、毎年1%改善しているように見える。
次の表はYahooからの資料。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
14年 | 6.6 | 6.7 | 6.7 | 6.3 | 6.3 | 6.1 | 6.2 | 6.1 | 5.9 | |||
13年 | 7.9 | 7.7 | 7.6 | 7.5 | 7.6 | 7.6 | 7.4 | 7.3 | 7.2 | 7.3 | 7 | 6.7 |
12年 | 8.3 | 8.3 | 8.2 | 8.1 | 8.2 | 8.2 | 8.3 | 8.1 | 7.8 | 7.9 | 7.7 | 7.8 |
11年 | 9 | 8.9 | 8.8 | 9 | 9.1 | 9.2 | 9.1 | 9.1 | 9.1 | 9 | 8.6 | 8.5 |
10年 | 9.7 | 9.7 | 9.7 | 9.9 | 9.7 | 9.5 | 9.5 | 9.6 | 9.6 | 9.6 | 9.8 | 9.4 |
新車販売も好調。9月の販売は前年同月比+9.4%の7年ぶりの高水準の順調を示している。
こうしてくると世の中の関心事は、本年中に終了する金融引き締め策後の金利引き上げ時期が、
いつ実施するかにかかってくる。来年秋ごろとみられる利上げ時期が早まることも有りうる。
一方、日本は現状では追随して利上げに踏み切れない。つまり日米の金利差が開く見通しとなり、
円安傾向はまだ続く。