コバヤシアセットマネージメント > K-amジャーナル > 日本を元気 あのブランド
(2015/3/3)
このブランドの選択は、著者である小林の個人的な興味によって選びました。
根拠は?と聞かれても好きだからとしか答えようがありません。
選考根拠は今後10年くらいに、日本経済へのインパクトを与えるであろうと期待されているもの
ばかりです。(一部書きかけです。)
1. はやぶさ2
感動を呼んだ1号を受けて昨年12月3日に打ち上げられましたが、これから長い旅行をして2020年には
星体にタッチアンドゴー方式により、サンプルと持ち帰ると期待されています。
こうした技術は周辺にスゴイ広がりをもたらします。
2. MRJ
YS-11から40年にして、日の丸飛行機がこの夏には試験飛行をします。主開発社が三菱重工業であるので
Mがついています。
70席、90席、96席の3種があり、後続距離は3,600km。比較的短距離の路線を見込んでいます。
国産と言いながら、エンジンはP&W製。競合はブラジルとカナダのメーカー。中国も開発中です。
事業化は1,000機位だとか。現在までの受注は約500機程度で試験飛行が始まれば・・・。
3. ステルス戦闘機「心神」
防衛省技術研究本部が三菱重工業に発注して開発を進めているのが、ステルス戦闘機「心神」。
これまで日本が独自の高度技術戦闘機を開発することに、アメリカは良しとしてきませんでした。
必ず共同開発者となることを主張し、ブラックboxもありました。そこで防衛省は長年の夢として
独自高度技術の開発を狙ったといえるでしょう。エンジンはIHI製。レーダーに探知しにくい
ステルス性が特徴です。本年1月に試験飛行の予定でしたが、遅れています。
4. JPX日経400
2014年1月6日から始まった日本の株価指数です。その前年2013年8月30日を起点として、400社を選び
10,000としました。
400社の選考基準としては、ROEや社外取締役を重視しているとか、過去3年間赤字を出していないとか、
新しい判断基準で選考されます。
5. メタンハイドレード/水素燃料
アメリカのシュールオイル、シュールガスのお蔭で原油価格が110ドルまで上がったものが50ドルを切る
ところまで下がりました。日本のガソリンも30週連続で下落して思わぬ恩恵を与えてくれました。
しかし、下落は一時的です。又徐々に上昇してきます。その時、代替エネルギーとして期待されるのが
メタンハイドレードです。「燃える氷」といわれ、海底下の圧力の高い地域に分布しているので回収が
困難な場所になります。日本は海に囲われているので、特に日本海や四国沖、十勝沖などが期待され、
日本のエネルギーの100年分もあるという専門家もいるほどです。
しかし、資源があっても回収方法が困難が予想されます。
6. IPS細胞
京都大学の山中教授。余りに有名です。これからなんでも出来そうだという期待を持ってしまいます。
7. 原子力
福島原発で50基あった日本の原発がすべてストップ。原発の3倍も高いコストの
原油を買って電気を作っていては、いつかは日本は倒産します。
原発を停止しているために、日本は3兆円も余計な原油を購入しています。
私たちの財産である原発を安全な物から稼働させて、コストの安い電気に切り替えるべきでしょう。
8. 海外新幹線/リニアモーターカー
新幹線の輸出は台湾だけ。現在プロジェクトしては、タイ, ヴェトナム、インド(7路線 4,700Km)、ブラジル
リニアーモーターカーのアメリカ商談。
この内、インドは8月にも新幹線方式で決まりそう。これまで列車事故死がないこと、数分間隔で運行が
可能なシステムがあること、地震予知等周辺技術も備えられていることなど、40年の歴史は他国に負けない。
9. アベノミクス
言うまでもないでしょう。
10. ロボット
11. 観光
12. TPP