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日本の株式市場 最も影響を与えるのは?
(2017/2/28)
2月の日経平均は19,118円、月間で+77円(0.4%増)で終了した。
NYダウが2月9日から12日連騰の記録を伸ばしているのに、日経225は19,500円近くになると
押し戻されて下げる。あれほどニューヨークが上がると、東京も上がると思われたのに今は
ついていけない。
日本の株式市場に影響するものとして、1)NYダウ、2)原油価格、3)ドル/円価格の3つのどれが最も
日経平均に相関をしているかを調べてみた。
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2月月間の日経平均は上昇分はわずか77円であるが、NYダウは973ドル(27日終値まで)、+4.9%と
なっている。1月20日にトランプ新大統領が就任して、インフラ投資や減税を見込まれ、また防衛にも
拡大も期待される。オバマ前大統領がすべてにおいて石橋をたたいて渡る方式の経済運営をしたのに
比べ、トランプ氏は積極型だ。経済成長もGDP4.0%を目標に置く。雇用も2500万人増と今でも完全雇用
状態と言われているのに、さらに雇用を増やす。悪い話ではない。
2017年1~2月の2ケ月間
この表から日経225に最も、相関の強いファクターは為替(0.615)となる。一般的に0.7を超えると、
「強い正の相関がある」とみなされるが、円の動向に左右される。為替に続くのは、NYダウ。そして原油の順だ。
(追記:相関係数の出し方 =CORREL(B2:B21,C21:C21)、
標準偏差の出し方 =STDEVP(B2:B21) 範囲はサンプルです。)
トランプ氏が日本を為替操作国と言ったが、現在日本はドル買いをしてはいない。 しかし、日銀や年金
機構(GPIF)が株式投資をしたり、REIT商品やETF商品を購入して現金を市場に流しているので円安をして
いるのと同じような作用になる。
しかし、これはデフレ対策だ。株式市場から見ると、1ドル=115円程度がバランスがよさそうだ。
この相関関係は一定したものではない。ヘッジファンドの海外流入の多寡により影響を受けるし、金利政策によっても
上下する。相関係数は過去の結果から見て、先を予測するものだから先に人の判断が最も大切となる。
(了)
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価格変動リスク: 株価の変動により投資元本を割り込むことがあります。
また、株式発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変動等により、投資元本を割り込んだり、
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株式発行者の信用リスク:市場環境の変化、株式発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の
変化等により売買に支障を来たし、換金できないリスクがあります(流動性リスク)。この結果、投資元本を割り
込むことがあります。
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また、債券発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変化等により、投資元本を割り込んだり、
その全額を失うことがあります。一方、債券によっては、期限前に償還されることがあり、これによって投資元本を
割り込むことがあります。
債券発行者の信用リスク:市場環境の変化、債券発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに 関する外部評価の
変化等により売買に支障を来たし、換金できないリスクがあります(流動性リスク)。この結果、投資元本を割り
込むことがあります。
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