コバヤシアセットマネージメント > K-amジャーナル > 株式 検索条件でスクリーニング(1)
(2014/11/27)
時は解散風。アベノミクスの評価が良かったの、悪かったのと口論です。
企業業績の上値修正やさらに円安傾向、アメリカ経済の活性化、原油価格の下落傾向など、
年末に向かい専門家筋によると日本の株価は、18,000円を捉えていると言われています。
(11/27終値 17,248円)
そこで日本株の何がいいのか。日経新聞夕刊にはROEの重要性が連載されていますし、
今年からはROEを主とした指標としたJPX400も動き出しました。
そこで、ROEをテーマにして、二つのケースを作りどれだけの銘柄が残るのか、”実験”をして見ました。
1 ケース
1)時価総額 100億円以上
2)PER 10倍以下
3)ROE 8.0%以上
4)配当利回り 2.5%以上
5)株主資本比率 40%以上
この検索条件で日本の全上場会社の中で、該当は36社でした。
2 ケース
1)時価総額 100億円以上
2)一株当たり利益 200円以上
3)ROE 15%以上
4)株主資本比率 40%以上
この検索条件で日本の全上場会社の中で、該当は44社でした。
ケース1の検索条件は、これから伸びようとする会社を検索条件としたもの。
まだ成長過程にある企業が出るような条件を入れました。
ケース2の検索条件は、成長ピークかピークアウトした企業が現れます。
一株利益200円以上、ROE15%以上となる成長企業が想定されます。
こうした条件をどう絞り込んでいくかにより、選択眼が異なることを学んでいく必要があります。
(スクリーニングの項目は無数にありますが、主要項目に絞った方が良いでしょう。)
検索の見方が不明な方は折り返しご質問下さい。スクリーニングの手法をお教えします。
(日付が異なると株価が違うので、上記銘柄数は違ってきます。)
注)上記の検索条件の結果、表示された銘柄を当事務所が推奨するものではありません。
投資はご自身の判断によってされるようお願いします。