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81.(0825金融)投資のの基本(3)ー多数の証券の選択
投資信託も元本割れのリスクがありますが、少ないリスクで大きなリターンの得られる投資信託はな
いのでしょうか?
’08/6/22

A: 第1回で述べましたポートフォりオと言うのは、蛇腹式の中に複数の仕切りがある書類入れの意味もあります。その書類入れの各ホルダーに複数の商品の保有をするという意味を表し、リスクの分散させて平均化を図る目的です。

財産のポートフォリオに「財産3分法」という考え方があります。
保有財産を「預貯金」、「株式」、「不動産」に分けて保有しましょうと言う考え方です。
しかし、今ではポートフォーリオと言うと、投資運用商品選択を意味するのが一般的になっています。

二つの投資信託を選択する時に考えて置かなくてはいけないこととして、相関関係があります。
相関関係とは市場の影響を同じように受ける物は相関関係が強く、一方別々の動きをする物を相関関係が弱いといいます。

強い物としては、例えば自動車メーカーA社、電装品B社、タイヤ会社C社という具合に一つの分野にに特化した選択方法です。同じブレ形をします。

弱い物としては、輸出関連銘柄と輸入関連銘柄、外需関連と内需関連、先端技術タイプと旧来技術タイプと言う具合です。投資銘柄の選択には、分散が目的ですから、出来るだけ相関関係が弱い物を選択します。

まとめとして、
ポート・フォリオ効果値動きが逆になっている物を組合わせた方が、良い結果を示すことが証明されています。

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