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73.(0817ライフ)ファイナンシャル・プランナーの数
ファイナンシャル・プランナーは日本で何人くらいいますか?
’08/4/28

A:今日本のファイナンシャル・プランナーの資格は二つの取得の方法があります。

一番目ははNPO日本ファイナンシャル・プランナーズ協会で発行しているAFP(普通ランク)とCFP(上級ランク)を取得する方法。二番目は国家資格であるファンナンシャル・プランナーズ技能士で、3級(初級ランク)、2級(普通ランク)、1級(上級ランク)を発行しています。

AFPと2級技能士、CFPと1級技能士はほぼ同程度のランクと考えて良いでしょう。

では、FPは何人くらいいるか。
初めに日本FP協会の登録FP数は、AFPが約130,800人、CFPが15,400人。合計146,200人です。
次に国家資格の技能士の数は厚生労働省によると、3級 約143,800人、2級は268,300人、1級19,300人、合計431,400人です。(FP協会は'08年4月現在、技能士は’06年末。)

ところがこの数値は重複していて、実態が見えません。
3級を除外して推定をすると、AFPと2級技能士で270,000人、CFPと1級技能士で24,000人、計294,000人位と推定できます。約30万人と言うところです。

こうした資格を保有する人はどこで働いているかと言えば、大半の方が金融関係(銀行・保険・証券)に属していて、今後は郵貯銀行や郵貯保険の方々も資格を取得してくると思われます。

日本FP協会資格と国家資格との違いは、試験のレベルは同じですが、取得後に違いが出てきます。
FP協会は2年間単位で登録料を支払い、その間に研修を受けて所定のポイントを取らなければ更新されません。国家試験は1回登録すると、その後更新もなく、登録料もありません。

個人的に言えば、研修を続けている日本FP協会のFPの方が技術的にも安心なような気がします。

ちなみに私はCFPと1級の両方を持っていますが、両方持っている人が多いと思われます。

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