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57.(0801金融)家計の金融資産調査(平成17-18年)
各家庭では預金金利が余りにも低いので、投資にお金を振り向けているようです。
  しかし、最近のサブプライムローンという何か分からない要因に影響をうけ投資傾向は減少してい  るのではないですか。(ホテイ様・男性・46歳)
;アメリカにおける’07年度の流行語大賞は「サブプラム」だったそうですが、昨年は年後半から良く分からないサブプライム・ローンという低所得者向けの住宅ローンに世界が振り回されました。
この趨勢は落ち着きを見せてはいなくて、まだ影響は続いています。

その為、株式市場から大量資金が流出して、原油先物や穀物投資に向ったと言われています。
原油価格もあっさりと100ドルを超え、各家庭では灯油やガソリンの値上げ、又穀物製品や石油製品が今後値上がりが予定されており出費が大変です。

こうした状況でも日本の低金利は世界的に見れば異常です。
100万円の定期を預けても1年もので0.35%、年3,500円の利息で手取りはここから20%の利子税を差し引かれて2,800です。

従って金融商品への投資は当然の流れです。
最近発表になった金融広報中央委員会(事務局は日銀)の家計における金融資産の調査は1年前ではありますが、その傾向を示しています。

17年から18年では各家庭の金融資産は若干の減少でしたが、債券・株式・投資信託の御三家についてみました。
17年が御三家合計で135万円、全体の12.4%でした。翌18年は御三家合計で170万円で全体の15.8%となっています。1年で3.4%上昇しています。
この傾向は金利が低調の間はまだ続くものと思われます。

家計における金融資産の保有調査
出典:金融広報中央委員会
                                                       単位:万円
金融資産の保有額 預貯金 うち定期 金銭信託
貸付信託
簡易保険
生命保険
個人年金保険 債券 株式 投資信託 財形貯蓄 その他
金融商品
中央値
平成17年 1,085 431 253 14 181 60 22 86 27 27 10 400
平成18年 1,073 419 244 10 189 52 22 97 51 33 3 420


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