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27.(0702金融)
;投資信託の評価方法は?
シリーズの最終回は選び方とその評価です。

1.選び方
約2500本ある日本の投資信託を選ぶことは大変に見えますが、
先ずは何を対象に投資をしようかと絞り込むことです。
日本向けか外国か、株式か債券かこれで4つに分類されました。
更に細かく分類されます。たとえば株式なら大型株か小型株か、
債券なら安定を狙う格付けがAAAの物か、もう少し高配当を期待して
BBBの物を狙うかなどです。
 
2.騰落率
投資信託では株式の配当に相当する分配金が定期的に出る物と、
配当金を再投資に回しているものがあります。(配当金をインカムゲインと言います。)
又、これとは別に株式の株価に相当する基準価格があります。
(売却した時に利益が出たときに、キャピタルゲインと言います。)
騰落率は 現在の基準価格÷(受け取り分配金合計+購入時の
価格)で算出されます。
購入時の販売手数料は別途扱いですが、毎年支払う手数料(信託報酬と言います。)は
差し引き後となっています。
こうして3ヶ月とか6ヶ月、1年、3年、設定来とか表示されます。
 
3.評価情報
個人投資家にとっては評価データを集めて投資情報を得ることが一般的に
なってきました。有名なところではモーニングスターで、そのの評価が四つ星、五つ星を
得ると、その影響は大きいと言われています。
但し、評価期間が6ヶ月以上であり、直近に発行された物は評価が出ません。
無料で見れるのは、Yahooのファイナンス−投資信託−個別銘柄を選択
−レーティングを見る方法です。
試して下さい。

こうして投資信託の基礎知識を読んでもなかなか身につかないが
現実です。やはり金額の多寡に関わらず、一度FPに相談して購入して
経験を積むことが一番の勉強法のようです。



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