(平成25年4月17日)
IMFが発表した世界経済見通しを1月発表した数値と比較してみました。
NHKの朝ドラ『海女ちゃん』ではないが、「ジェ、、ジェ」(驚いた時に言う言葉らしい。しかし地元では使いません。)。
1月と比較して世界の中で上方修正しているのは日本とアセアン諸国だけです。
アメリカもユーロ圏も、新興国である中国もインドも下方修正。
日本は黒田新日銀総裁の異次元の金融政策によりマネタリーベースの供給量を2年で2倍に増やすと発表したら、日本の円供給量が増えることを予測してインフレと同じ効果に成りつつあります。
IMFの見通し(前半は本年1月の見通し、後半は4/16日の見通し)
日本2013年 1.2% 1.6% (+0.4%)
0.4%といえば日本のGDPは約500兆円ですから、500兆円×0.004=2兆円
この数字は少し少なすぎませんか?20兆円ならともかく2兆円なら誤差の範囲内の様な気がします。
日本2014年 0.7% 1.4% (+0.7%)
来年の上積期待が高いことが分かりますが、日本は消費税3%の増税圧力があるのにこのように高い期待を掛けられても出来るかどうか不安は残りますが、ポジティブにならなくては成りません。
一方中国は13年が8.2%⇒8.0%、14年が8.5&⇒8.2%となっています。
中国の経済数値への信頼性は高いとは言えませんが、0.2%とか0.3%の落ちで世界市場には下げの余波が出ています。
もし中国経済数値に不正があると、世界は大混乱が懸念されます。