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140 パチンコに行く前にFPに相談する。

先日、あるコンサルタントの講演を聴きに言ったら、震災・津波被害地でパチンコ店が大繁盛と聞きました。 実は私も思い当ることがあるのです。

震災・津波被害地では被害に会った方々が仮設住宅に移動し、不自由の中で生活をしています。
地元ではなかなか良い条件の就職先が見当たらず、半年延期になった失業保険に期待している人も多いはず。

失業保険以外にも被害者には義捐金が出ています。
これまで5回ほど分割されていきなり振り込まれてきます。
私の親戚のケースですと大規模損害でしたので、修繕費ととほぼ同じ額の義捐金を頂きました。
私の親戚のケースは良い方です。なぜなら修繕ができて住むところがあるから。

もし、全て流されてしまった人はどうするか?
新築か賃貸に入るか二者択一です。

しかし新築できるだけの義捐金は出てはいません。
結局資産のある人だけが新築でき、資産のない人はどうするか。
持ちつけない何百万円というお金をどう使うか。
時間も有り余っているのでパチンコ店でも行こうかとなるでしょう。
だから平日でも駐車場はいっぱいとなる。

私は数年先の生活保護世帯を作っているのではないかと危惧しています。

こんな時私は、家計相談を受けて見て!と提案したい。

幸いプロFPの専門家はキャッシュフロー分析ソフトをもっています。
自分の10年後、20年後を見たらキット、パチンコ店には行けなくなるはずです。

行政単位で家計の健康診断をするよう指導して戴けないでしょうか。



 



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