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137.第1回FPカンファアレンス 成功の背景

1) ’12年2月10日、東京・汐留のホテルで首都圏FP技能士会(代表小林治行)はFP Conferenceを開催した。平日でもあったが、84名の来場、8社のスポンサーの出展、2会場で13のセミナーでした。
来場の方は¥12,600円の参加費を支払っての来場です。
9:20分から始まり、終了は懇親会終了の21時まで丸1日のカンファレンスは1日中熱気に包まれました。最後の懇親会にはスポンサーの説明員やスタッフを合計すると120名くらいいたはずです。

2) カンファレンスの意義
日本には30万とも40万人とも言われるファイナンシャル・プランナーがいます。そんな人、何処にいるの?大半が金融機関にいます。会社トップからFPの資格を取るように言われて、拡がってきたようです。FPの知識・手法は金融機関には役立っていると言うことです。
しかし、金融機関の目的は最終的には自社の商品販売が目的です。

ファイナンシャル・プランニングの目標は何か?方向は二つあります。一つはそのもてる知識を使って自社商品を売る。二つ目はもてる知識を使って個人のアドバイザーとして、問題を指摘して、その処方箋をつくり、その実行支援をする。つまり顧問として見守ると言うものです。

FP技能士会はその第2を目的としています。
それをFP業と言い、FP業の方々やこれから目指す方々の集りが今回の第1回FPカンファレンスという訳です。

私が推測するところ、FP業を旗に起業している会社は数社ありますが、その多くが証券仲介業であり、保険販売であり、本来の町医者「FP業」の数は数百人もいないのではないでしょうか。

3) アメリカFP業界との接点
アメリカにはPFAという団体があります(本部コロラド州デンバー)。このFPAは毎年、大会を開催しており、私達のメンバーの中でもこの大会に毎年参加している人もいます。私自身、過去5回参加。
初めての参加でも、その違いは歴然、規模がまるっきり違う。
参加人数は2,500〜3,000人。出展会社も300〜400社。セミナーも7〜8会場全部で70くらいあり、任意で参加します。通訳はいません。

ここではFP業の人たちに役立つ資料やツールの見本市でもある訳です。

4) 今後の日本のカンファレンス
日本にはお金を払ってファイナンシャル・プランナーに相談しようと言う社会的な風土が育っていません。相談は只ではないのです。

毎年FPカンファレンスを継続していきます。
FP技能士会の発起メンバーは7名でしたが、私は1,000名にしたいと思っています。
何時になるかわかりませんが・・・。
貴方の入会を待っています。

首都圏ファイナンシャル・プランニング技能士会
〒103-0027 東京都中央区日本橋3-2-14 日本橋KNビル4階
電話 03-5201-3716
URL http://www.syutoken-fpp.com/





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