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129 米国FP事務所訪問 (第4回目) |
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2. FP事務所訪問 3ヶ所目
下記の3ヶ所目のFP事務所。場所はロスの南、オレンジ郡。
Metlife Fainancial Planning Division
Metlifeと言えば、アメリカ最大の生命保険会社。
日本でも近年、Alicoのオーナーとして存在感を増している。
そのMetlifeが保険という商品とは別に、個人向け総合相談に乗り出した。
同社の特徴は”Comprehensive”。 保険の販売が主ではないといっている。
相続相談、事業相談、定年前後相談、富裕層向け相談、その他個別相談という収入の高い人向け
(Affluent)をターゲットとしているらしい。
訪問したのは南カルフォルニアグループのアーバインの地区本部。女性の地区コーディネーターというタイトルの人が説明を始めた。
この会社を訪問するに至った理由は、日本のCFP10人が独立のFP事務所を訪問したいと希望している。受入れを希望する会社は手を挙げて欲しいと公募したところ、応募があった事務所とのこと。
同グループは南カリフォルニアにアーバイン以外に4ヶ所の地区事務所を持ち、アドバイザーの数は120名。Activeなアドヴァイザーは約半分。
早速そのコーディネーターはアドバイザーを支援するソフトの内容を説明する。
先ずFee based.(Fee onlyと言わないところがみそです。)
先ずコース選択。コースによって事務所に支払う費用も違う。
最も基本なSignature Plan.顧客の現状分析をしてくれる。
第2番目は選択プラン。これで個々の顧客向けのソフトが可能であり、ファイナンシャル・プランニングを行わなかった場合と、行った場合の比較をして顧客にプレゼンテーション出来るソフトだ。第3番目は最もポピュラーなマスタープラン。これには不動産プランも入っているのでこれを導入するなら十分とのこと。
しかし、安い費用ではない。
上記の活動を可能にしている9種類の支援ソフトを用意している。
基本となるバックグランドソフトや、金融ソフト、モーニングスターの投資分析評価ソフト、ラップアカウント(一任勘定)を可能にするウェルス・マネジメントソフトなどをアドバイザーに提供している。
但し無償ではなり。
やはり、独立事務所と違って保険販売会社であることを再認識した。
(一部会社業績等の数字はカットしています。)
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