|
|
127 米国FP大会参加 5回目 (第2回目) |
|
2. FP事務所訪問 (1)
下記の3ヶ所のFP事務所を訪問した。場所はロスの南オレンジ郡。
1. eclectic ASSOCIATES
NAPFAのメンバー、ということはフィーオンリーのパーソナル・ファイナンシャル・プランニング事務所と分かる。
1985年、父が事務所設立。初めの5−6年は経営的に苦しかった。新しいパートナーがジョインし、90年くらいから弾みがついた。
社員は12名。うちCFPは6名。
顧客数は550名。預り資産は5億ドル超。
同社の契約書にはフィーが明記されていた。
最初の100万ドルまで 1.0%
次の200万ドルまで 0.75%
次の200万ドルまで 0.5%
最初の500万ドルを越えると0.35%。最小額は2,000$から。
その後、社長と質疑をした。
Q 通貨が不安定な中、投資の環境をどう思うか?
A 不明確とは言えないし、現状のような流れがNomalなんだと考える。不明確であればこそ、分散
(Diverse)が必要。ベストのリターンを求めている訳ではない。最初のGoalを重視している。
Q 550人の顧客の特徴?
A 平均年齢63〜64歳。夫婦が主体。預り財産は50万〜100万ドルが平均的。
新規顧客は客からの紹介が主体。但し強要はしません。
Q 紹介を増やす活動とは?
A 特別はことをしているのではない。FPにもノルマを持たせることもなく、競争意識を持たせない。
顧客対応は単独ではなく、チーム対応としている。ボーナスはチームに与える。
事務所も”Warm”の雰囲気を作るため、壁の色も時代風。テーブルも円形にしてお客がプレッシャーを感じないつくりを目指している。
Asset Rebalanceを年2回実施している。これが忙しい。
使用しているソフトは”Ideal”。
Q 顧客からのFeeの内訳は?
A Asset planningとCosulting FeeからくるManagement Feeで98%。あとは不動産手数料など。
当初は最低資産価格を40万ドル以上と設定していたが、市場悪化により今は25万ドル以上に下げている。
Q 顧客紹介を頂くために初期に行ったマーケティングは?
A コミュニティーを頻繁に回った。具体的にはロータリー・クラブ、商工会議所、教会でのアピールなど。
トップに戻る その他のQ&Aを読む ライフプランニングのお問い合わせはこちら
|
|