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126 米国FP大会参加 5回目 (第1回報告) |
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今年のFPA大会はカリフォルニア州南部のサンディエゴ。
この都市で2001年9月大会が明日に予定されていた9月11日、あのテロが勃発。
勿論大会はキャンセルとなったそのコンヴェンション・センターでの大会です。
サンディエゴといえば世界最大の軍港。港には常時2〜3隻の原子力空母がいますし、10隻前後(?)の原子力潜水艦がいるはず。海軍博物館にはミッドウェイが6万トンの姿を見せてくれます。
(ヴェトナム戦争当時使用。それにしても296mは大きいですね。)
ヨットハーバーが見える海岸近くにコンベンション・センターがある。
アメリカには何処に行っても馬鹿でかい(人口の割りに)センターがある。
私達のメンバーは日本から10名+現地から1名参加し、合計11名。
現地参加の安田さんには色々アレンジをして頂き、お世話になりました。
私のFPA大会参加は5度目だが、サンディエゴは25年ほど前に出張で訪問して今回で2回目です。
このサンディエゴの特徴は何しろ気候がよい。地中海性気候であまり暑くなく、寒くない。
今回も15度〜23度くらいでした。その後バスで移動したアリゾナ州フェニックスは40度を越えていたのに。
今回のFP大会参加のテーマを区分すると3つになる。
一つ目は勿論FPA大会、二つ目は4つの事務所訪問、そして三つ目はアメリカのプロ・ファイナンシャル・プランナーの団体NAPFAの会長と会談したことです。
1. FPA大会
期間は4日間。1日目は12時から始まり、4日目は12時に終わる。
その間に約100のセッションがあり、希望する講義を聴くために指定の教室に行って受講する。
私達は朝7時半の講義から参加し、それも一番前の席を押える。
実は7時半の講義は朝食をスポンサーが提供してくれるの、朝飯にありつくというFPらしい計算があるのだが・・・。
私達は”Life Planning”とするテーマを中心として受講している。
保険や金融商品、税制や相続もあるし、定年プログラムや離婚対策もある。
一番前はスライドを写真に撮りたいから。
ライフプランと言えば超有名な先生はジョージ・キンダー氏。
30年以上ライフプランニングを啓蒙している先生だ。ジョージ・キンダーと言えば三つの質問が有名。
@もし使い切れないお金があったら何に使いますか?
どんな生活をしたいですか?
A後5〜10年しか生きられないと医者から言われたら何をしますか?
残った時間で何をしたいですか?自分の生活をどのように変えようと思いますか?
B後24時間しか生きられないと医者に言われたら、やり残したことは夢は何ですか?
何をしたかったですか?
(ジョージキンダーは7冊の本を出版しているが日本語翻訳は最初の1冊だけ。)
ジョージキンダー氏の講義は、受講者同志で深層心理を発表しあう方式で講義は続くので外国人が溶け込むのは難しい。しかし本音を聞くこと無しにライフプランのアドバイスは出来ないというテーゼは絶対だ。
氏は言う。
@ 先ず聞くこと。次に共感すること
A 悲痛な感情をリストアップする。(屈辱、妬み、恐れ、恐怖、怒り、心配、悲しみ、有罪、恥・・・
顧客のそうした感情をリストアップ。
B 顧客を元気付ける。(Inspiring)
「そうしようと努力をするためにどんなことをしてきたのですか?」
「その問題を解決する為に何が一番良い方法だったのですか?
その奥義は決してぶれることはありませんでした。
第2回は事務所訪問を報告します。
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