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125(ライフプランニング)ファイナンシャル・プランナーの活用法
;ライフプランニングの専門家

世の中の大半の人はファイナンシャル・プランナーと聞けば、投資の知識のある人と思っているようです。私の親友ですら、「今どんな株を買ったら良い?」と真顔で質問してきます。

私はここで怒ってはいけないと、一呼吸して「ファイナンシャル・プランナーは投資だけを主流にしている訳ではないんだ。投資や儲け話をする事はむしろしてはいけないとされて・いる。投資の話はむしろ証券会社や投資顧問業の方が専門だ。
ファイナンシャル・プランナーは個人の身の回りの問題点を経済の目で洗い出し、その対処法を作り出すのが仕事なんだ。」と言います。
その回答は親友にはどうも分かりにくく、不満のようです。

「貴兄は60歳を過ぎたが、仮に99歳まで長生きしたらどんな問題がでてくるか列挙してみたら?」というとギョ!とした顔をしてそれ以上その話題には入り込みたくはなさそう。
友人にそうした弱みを探られることもいやかも知れないが、これまでそうしたプロセスを避けてきているので不安もあるのでしょう。

人はある世代になると色々と体調が変化してきます。
この時、人間ドックに行って上から下までチェックしてもらうでしょう。

全く問題ない人は半分だそうですね。
つまり半分の人は重い、軽いは別にして医師から検査結果と次の精密検査の日程を予約されます。
今まで全く悪いところなど無いと思っていたのに、処方をしなければならなくなった。
そうして治療が始まる。回復後は経過観察が必要です。

将にこのプロセスが必要です。

医師の場合は言葉がなくても処方は進められるかも知れませんが、ファイナンシャル・プランナーの場合は必ず顧客との信頼しあう話し合いが必要です。
信頼しあう関係が出来て問題の解決を顧客がメインですすめ、その援助をファイナンシャル・プランナーがして差し上げると言うのが正しい言い方でしょう。

ファイナンシャル・プランナーは決して金融事情の専門家ではありませんが、ライフプランニングの専門家です。

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