A: 確定拠出年金制度を採用している会社に就職されたのですね。
急に簡単な制度の説明を受けて、15~20位の商品から「さあ選んで」と言われても戸惑うことと思います。ましてやこれまで経験されて来なかった分野だったのでしょう。
先ず、制度の勉強をしましょう。
確定拠出年金のメリット、デメリットを調べましょう・・・・、と言いましても、専門用語が出てくるし、「そもそもこれはなんなんだ」と放り投げたくなるかもしれませんが、今が良い機会です。
公的機関から色々な説明パンフや研修会が提供されています。ぜひ参加して下さい。
これは貴女方ご一家の定年後のキャッシュフローに大きな影響を与えてきます。
株とか外国投資はやりたくないと言われますが、今の預金金利が仮に0.5%としたらこれが倍になるには144年かかる。7.2%なら10年で倍ですね。
これまでのように国も企業も体力がなくなってきつつあるのです。自分のことは自分で守って下さいというのが、この制度です。
(H22年1月から企業型の掛金の限度額が引き上げられました。)
そのため税制でもメリットを持っています。拠出は60歳後の給付まで課税されないとか、運用で得利益が出ても非課税とか、年金として支給時には公的年金控除として使える。
これらの意味がここで説明することは難しいですから、再度勉強をお願いします。
そうした上で、リスク性商品を選びたくないと判断されれば、国内債券のような商品を選んでください。但し運用は低いです。
確定拠出年金は見直しが出来ます。運用の理屈を勉強をしながらスウィチングをして下さい。
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