09.(0618 ライフプラン) |
Q;日本の子供の出生数が下がっていると聞いていますが・・・・。
(19歳、専門学校生、チョーカワユイさん) |
A;日本の子供の出生数は1948年(昭和23年)に209万人をピークとして下がり続けており、2004年には111万となっています。
一人の女性が何人の子供を産むかを示す出生率は1947年には4.54でしたが、2004年には1.29となっています。同じ人口を維持する為には2.1が必要だと言われていますが、日本はこのままでは確実に人口減の方向に向っています。
世界の趨勢を見てみると(OECD調査)、イタリア1.2、ドイツ1.4、スウェーデン1.5、カナダ1.5、英国1.7、フランス1.8、米国2.0、世界でも最も低いのはお隣韓国で1.16となっており、世界的に出生数が下がっています。
こうした背景には、女性の晩婚化の傾向があるといわれ、又出産後の社会的な不安が出生を遅らせている原因と考えられます。
この傾向が続くと、保険料や年金制度の見直しや大都市と地方のインフラ格差の拡大など色々な変化が起きてきます。子供を安心して出産できる環境作りの為には、出産手当や児童手当の増額、出産休暇の延長、公的住宅への優先入居、保育所の増設、税の優遇などの対策などが考えられています。
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