閉じる

102(0913ライフ)年金の上積対策~401Kを考える~

Q:現在50歳の会社員の独身女性です。先日、社会保険事務所から年金定期便が届き、自分の年金の低さに驚きました。
会社では厚生年金には加入していますが、他に企業年金には加入していません。今から加入できる物がありますか?種類とそのメリットを教えて下さい。

A;
今50歳というと、昭和35年生まれですね?昭和35年生まれの女性は62歳から部分年金、65歳から満額給付となります。つまり60歳と61歳には年金がありません。
一般的に年金は3建てと言いますが、1階は65歳から受けとる基礎年金。2階は厚生年金(公務員の方は共済年金)。3階は企業年金です。

年金としては、生命保険の年金を目的としたものとか、60歳から年金型の変額個人年金などがありますが、掛け期間の所得税の控除がメリットが大きい確定拠出年金(所謂401K)が宜しいと思います。

401Kとは
・個人型と企業型があり、会社で401Kの制度が無いということですから、個人型の職域型になりますね。個人型としては他に自営業の方用の物があります。
401Kは公的な年金を補完するものとして、特に所得税の軽減にそのメリットがあるのが特徴です。

拠出
会社員の場合は上限月額が18,000円(年216,000円)です。掛け金は上限の範囲内で年1回変更できます。
60歳で拠出は終了です。

運用
50歳の方は10年以上加入する事が出来ます。
元本確保型とリスク性商品から選びます。元本確保型100%も可能です。

給付
一定期間以上加入し、受給開始年齢に到達した時は、年金か一時金で給付を得ます。
年金受取期間は5年以上20年以下です。

加入期間(ご参考)
8年以上(52歳~52歳までに加入)⇒61歳から受取可能
6年以上(52歳~54歳までに加入)⇒62歳から受取可能
4年以上(54歳~56歳までに加入)⇒63歳から受取可能
2年以上(56歳~58歳までに加入)⇒64歳から受取可能

手数料
加入手数料 初回のみ2,000円
管理手数料 月額509円

メリット
◎ 掛金を支払う時「全額所得控除」 ⇒毎年支払う税金が安くなるということ。
◎ 運用するとき「運用益非課税」 ⇒資産運用して利息は通常20%の税金が掛かりますが、  これが非課税。
◎ 受け取る時にも税制優遇 ⇒受け取り方によって「公的年金等控除」、「退職所得控除」な   どが適用されます。

お申込み
私がIFAとしてご注文をお受けします。但し運用は元本確保型のみの限らせて頂きます。




Kobayashi Asset Management. All rights reserved. Copyright 2006. 
掲載内容の無断転載はご遠慮下さい。