便利な6つの係数 |
(出典:近代セールス社「FPハンドブック」 FP協会「FPテキスト」) |
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i=金利 |
n=利子計算期間 |
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p=現在値 |
s=将来値 |
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R=n期間継続して支払う(受取る)額 |
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累乗金利の出し方:「5%で年1回の複利で10年間」の時は、計算機に1.05といれ、×を1回押し(カシオは2回)、=を9回押す。 |
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リンク |
http://www.hi-ho.ne.jp/yasushi-hirano/FP/keisu.htm |
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@終価係数 |
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現在の額から将来の額を求める。 |
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S=P(2+i)n |
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例:100万円の元本を金利6%、1年複利の金融商品に3年間預金すれば幾らになるか。 |
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S=100万円×(1+0.06)3=119.1万円 |
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例:100万円の元本を金利6%、1ヶ月複利の金融商品に3年間預金すれば幾らになるか。 |
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1ヶ月複利なので、1ヶ月当りの金利を計算すると、6%÷12=0.5%となる。 |
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S=100万円×(1+0.005)12×3=119.7万円 |
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A現価係数 |
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将来の額から現在の額を求める。 |
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P=S〔1/(1+i)n〕 |
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例:5年後に200万円を用意したい。金利6%(1年複利)で運用すると幾らの元金が必要か。 |
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P=200万円×〔1/(1+0.06)5〕=149.5万円 |
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B減債基金係数 |
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将来の額から積立額を求める。 |
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R=S〔i/(1+i)n-1〕 |
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例:毎月同じ額だけ積立て、金利6%で10年後に1000万円にしたい。毎月幾ら積立れば良いか。 |
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金利は6%で1ヶ月当りの利率は6%÷12=0.5%となる。 |
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R=1000万円×〔0.005/{(1+0.005)10×12-1}=6万1020円 |
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C資本回収係数 |
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現在の額から年金額を求める |
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R=P〔i/(1+i)n-1+i〕 |
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例:1000万円の元金を金利6%で運用しながら、10年間の年金として受けとると、 |
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毎月の年金額は幾らになるか。 |
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R=1000万円×〔0.005/{(1+0.005)120-1}+0.005〕=11万1021円 |
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D年金終価係数 |
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積立額から将来の額を求める。 |
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S=R〔{(1+i)n-1}/i〕 |
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例:毎月5万円積立て、金利6%で運用すると、10年後に幾らになるか。 |
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S=5万円×{(1+0.005〕120-1}/0.005=819.4万円 |
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E年金終価係数 |
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年金額から現在の額を求める。 |
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P=R〔{(1+i)n-1}/i(1+i)n〕 |
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例:10年間、毎月10万円の年金を受取りたい。金利6%で運用できるとしたら幾らの元金が必要か。 |
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P=10万円×{(1+0.005)120-1}/0.005×(1+0.005)120=900.7万円 |
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